File 03『マイティア美瞳』の製品化

岡部 豊隆

千寿製薬 製剤開発研究所
工業化グループ
岡部 豊隆

大量生産に向けた技術的なチャレンジ

『マイティア美瞳』の次なる課題は、研究所のビーカーでつくったものと同じものを、生産する工場の設備で大量に安定製造できるようにすることでした。

「研究所から入手した1リットル単位の処方と製造方法案を元に、量を増やして工場の実生産機で製造するテストを行います。その過程で問題を見つけると、担当の安藝と中嶋に相談し、また別の方法で試す。 『マイティア美瞳』では、これを繰り返して、少しずつ課題を解決していきました。(岡部)」

本来は白衣を着て研究室にいる開発スタッフが生産工場に出向き、現場で一緒にモノづくりに取り組みました。生産工場からも積極的な改善意見やヒントが出たり、部署や担当という垣根を越えて開発スタッフと生産工場スタッフの全員が一丸となりました。

「各部署、各担当が妥協せず、責任のもとに主張し、信頼のもとに協調したことが、製品化の原動力となりました。 (岡部)」

PREV. FILE NEXT FILE